2月は Moonlightgear 全店舗休業
昨年から導入したMoonlightgear3店舗の2月休業。店舗スタッフ各自の山の経験値を高めたり、この先1年の方向性を考えたりする時間に充てています。北海道遠征もこの期間に行われ、さながら社員合宿のように一同が寝食をともにしながら毎日雪山へと繰り出します。
まだ確率されていない遊びの面白さ
千代田、小峯、そしてMoonlightgearスタッフ一同が、3年ほど前からのめり込んでいるのが「雪板」。英語でスノーサーフィンとも訳される雪板の面白さは、自然の地形や雪のコンディションに合わせて遊ぶところにあります。それを「自然のエネルギーを上手に乗りこなす遊び」と形容する小峯によると、技を決めようとしたり、カッコつけようと思ったりした瞬間、つまり自然ではなく自分主体になった瞬間に転倒することが多いそうです。
サーフィンやスノーボードに比べて雪板は歴史が浅く、一般的に知られるようになってからわずか10年足らず。まだまだ確立されていない遊びです。そのため、小峯も千代田も多くの時間を雪山で費やし、雪板の繊細なバランスを楽しむ術やリスクを下げる方法について模索しています。
バックカントリーで遊ぶ責任
スノーボードよりスピードが出ず、頻繁にターンができる雪板なら、山のスケールは必要ではなくなります。スノーボーダーが目もくれないような沢も谷も低山も、最高の遊び場へと変わるのです。サーファーが海ではなく波を見るように、雪板を始めると、身近な山も日常の風景もすべてが遊び場に見えると言います。
ポッドキャストでは、雪崩や地形のリスクを理解し、安全に行動するための装備や知識、経験の重要性についても言及しています。同社が主催する山岳ナビゲーションイベント『OMM(オリジナル・マウンテン・マラソン)』に参加することで、地形図を読む能力を実践で磨き、山での行動がより安全で自由になると提案しています。
ただワクワクする時間を仲間と過ごしたい
創業15年目突入を前に、小峯は共同代表である千代田とジェフ・ジェンセンへの信頼や、会社の仲間との関係性についても言及しています。言いたいことを言い合い、時にはぶつかりながらも共に成長してきたことを誇りにしながら、今後も仲間たちと共に新しい挑戦を続けていく決意を語っています。
ぜひポッドキャスト本編でお楽しみください。