図面や計画書では伝わらないもの
これまでにノマディクスが手掛けてきたDIYは、社員の遊び場を兼ねた『The Warehouse(第1倉庫)』から始まり、ドームテント、第2倉庫、第3倉庫、『Moonlightgear』東京、大阪、福岡の3店舗。そして2023年9月に東京・北青山にオープンした『Vivobarefoot TOKYO』など。

『Vivobarefoot TOKYO』のフローリング板のこだわりの配置方向や、フロア中央を走る人工的な川(ストラクチャーリバー)、そしてレジ裏に即興で作られた小窓。ポッドキャストでは、どんな会話からこれらが採用されたのか、そして店舗内装の完成形は、これまでの出会いと経験の集大成であることが語られています。




優等生を作ってもつまらない
効率を優先して外部の専門業者に委託した場合、たとえ精度の高い仕上がりになったとしても、社内に経験やプロセスが蓄積されません。商品やサービスの提供者と受託者という一方通行の関係性では、次のプロジェクトに活かせる再生サイクルの起点を社内に残せないことになります。アウトソース化が世間の風潮であるのに反し、「DIYでどこまでやるか?」の議論は、同社のすべての事業において、欠かせない要素であるようです。

同社が6月に始動させたアパレルブランド『Moonlightgear Equipment』から、まもなく発売予定のハードシェルについても、小峯氏は「完璧なプロダクトを作る気は毛頭ない」と断言します。優等生を作ってもつまらない。非の打ち所のないものでは、次につながるコミュニケーションが生まれない、と。賛否両論大歓迎、これを足したら?引いたら?という議論から、また新しいプロダクトやサービスが生まれ、未来へとつながっていくことに期待しています。

10/22 高尾山口で感謝祭=ノマディクスフェスティバル開催
同社がDIYにこだわるのは、大工仕事だけではありません。自社ブランドのティザー動画製作やイベント運営も、基本DIYで行っています。
ポッドキャスト後半では、東京・高尾山口で開催が決定した「Nomadics Festival ‘23」(#ノマフェス)についての案内告知もあります。日頃から同社の商品、サービスを利用し、活動を応援してくださっている皆さまに楽しんでいただける企画を、社員総動員でお届けします。当日は、同社の主力事業である 『Moonlightgear』 からの物販はもちろん、ライブや参加型アクティビティ、DJ、自然酒、飲食ブース、全国からのお取り寄せ市も出店予定です。




沼津イベント 『(re)generate!』とは一味違う、いつもは舞台裏にいるノマディクスの “空気感” が伝わるイベントにするべく、鋭意準備中です。ぜひ、皆さまのご来場お待ちしています!
Nomadics Festival ’23
10月22日(日)10:00~17:00
雨天決行
タカオネ @takao_no_katao
