ノマディクス創業以来 初のファン感謝祭
東京・八王子市の高尾山口駅前の宿泊施設「タカオネ」で開催された初のファン感謝祭。午前10時の開場前には、100名を優に超える来場者が入り口前に並び、「想像を超えたというレベルでは済まないレベル」と小峯が形容するほど、大勢の方にご来場いただきました。
予想を大きく超える来場者数にスタッフの誘導が追いつかず、次回こそ改善したい課題を残しつつも、ご来場者もスタッフも各々にイベントを楽しみ、笑顔と活気にあふれる一日となりました。
営業中のホテルのエントランスから車を入場させる
「ホテル中庭に車を入れさせてください」
今回、千代田は来場者のファーストインプレッションになるエントランス正面の風景にこだわったそう。スケートボードや雪板の発注ができる「遊びの開拓ブース」が最初に目に飛び込んでくるようにするには、中庭に車を入れる必要がありました。
軽バン2台を営業中のホテルのエントランスから入退場させる、という千代田からの前代未聞のリクエスト。そんなワガママに応じてくださった会場の「タカオネ」さんには感謝しかないと言います。
お金の交換ではなく気持ちの交換がしたい
エントランス横では、入場制限で待機中の皆さんにフリーポテトをふるまいました。堆肥も農薬も使わない自然農で、同社が失敗を重ねながらも4年間続けてきた農園事業。今年豊作だったじゃがいものおすそ分けです。
たびたび「事業化(収益化)しないんですか?」とご質問をいただくノマディクス農園ですが、そもそもの始まりが、会社の在り方や社員の生き方を模索する試みであり、今回のおふるまいは、小峯が長年ずっとやりたかったことのひとつだと言います。
“少々難あり”もフェスを盛り上げるアイテム
“少々難あり”の商品や倉庫に眠っているサンプル品も「感謝祭」というお祭り内で、お客さまも納得の上でお迎えしていただきました。そして、足指に挟んだロープで綱引きをするトーガ相撲「天下一トーガ武道会」の賞品としてもレア物サンプルを提供。安売りでブランドイメージを傷つけたり、泣く泣く廃棄したりすることなく、売り手も買い手もハッピーになれる、ひとつの最適解が見つかったと語る小峯。
家族でも楽しめるイベントに
ニッチなアウトドア用品を取り扱う同社の利用者層は、圧倒的に30〜40代のギア好きな男性。とは言え、週末の昼下がり。きっと奥さんやお子さんと一緒に来てくれるはず、と、女性や子どもたちも楽しめる商品も用意したそうです。
何より自分たちが楽しいかどうか
今回、千代田のたっての希望で、デザイナーのジェリー鵜飼さんにもDJを依頼。プレイが始まると一気に会場の雰囲気が変わり、混雑した場内でも心地よい空気感を作り出していました。その他にも、地元高尾で音楽イベントを開催する「ふもとの音楽」の田村正義さんも、午後のひとときを独自の雰囲気で盛り上げました。
OMMを体験してみよう!
地図読み力が必須の山岳マラソンイベント「OMM – オリジナルマウンテンマラソン」。これを気軽に疑似体験できる「地形図でCP探索ゲーム」にも予想を大きく上回る方々が参加してくださいました。事前に千代田が同僚と高尾山の山中や近郊の街中に手書きのCP(チェックポイント)を設置する作業も、日常業務から離れリフレッシュできる体験だったと言います。
ノマフェス、来年の開催は?
「毎年ノマフェスで野菜を使った料理でおもてなしをする」という、農園の新しい目標も見つかったNomadics Festival。日々の農作業のモチベーションにつながる未来を想像しながら、来年以降も年次イベントとして定着させることができるのか、続報が期待されます。
Nomadics Festivalの裏話も未来の話も、ぜひポッドキャスト本編でお楽しみください!